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ボケ予防入浴法

ボケてしまってからの入浴には注意が必要です。
知らないうちに必要以上に長湯をしてしまったり、入浴したことを忘れて何度も入浴してしまったりということがあるからです。
また、浴室での事故の危険性もあります。
そこで、ここではボケを未然に防ぐ、「ボケ予防」入浴法について紹介します。
ボケ予防には、「頭を使う」「指を使って頭を刺激する」「適度な刺激を得る」ということなどが一般的に効果的と言われています。
これらを入浴と組み合わせると「ボケ予防入浴法」になります。

 「ボケ予防入浴法」の実践

【その1】汗で老廃物を流し出そう

老廃物には、汗でないと排出できなもの、尿でないと排泄できないものなど、各々に特徴があります。
体にたまった金属系の元素は、汗でないと体外に排出されないと言われます。
アルツハイマー病の原因の一つは脳にたまったアルミニウム元素だという説もあります。

真偽は完全に証明されたわけではありませんが、いずれにしても、入浴により適度な汗をかくのはいいことです。

ボケに悩まされる歳になると、入浴による体への負担を軽減しなければなりません。
そこで、「短い入浴時間」「半身浴」「分割浴」「ぬる湯」などを心がけましょう。
40℃以下の「ぬる湯」で、「半身浴」にて、「3分の入浴⇔休憩」を3回ほど繰り返す「分割浴」で、体に負担をかけずに汗を流してください。。
入浴前の正しい「かけ湯」と入浴前後の水分補給もお忘れなく。

【その2】その日に出来事を思い出す

入浴してリラックスしながら、その日の出来事を思い出してみましょう。
食事のメニューを思い出すのも有効です。

【その3】指を動かす

入浴しながら指を動かします。
指を順番に折りながら数を数えるという簡単なものから、右手は親指から左手は小指から同時に指を折って数を数えるなどどんどん高度化させていきましょう。
親指を順に他の指に触れさせながら数を数えるというものまでやり方は様々です。
お湯の抵抗の中でおこなうことが適度な刺激になります。
これは、入浴してリラックスしているときに気楽におこなうことに意味がありますので、ストレスを感じるほどに真剣におこなわない方がいいです、

【その4】
ぬる湯の半身浴で、読者や音楽鑑賞を

40℃未満のぬる湯にはリラックス効果があります。ぬる湯で長湯をしながら、読書や音楽鑑賞をしてみましょう。半身浴なら長湯しても安心です。目に入る情報や耳から入る情報でリラックスしながら脳を刺激しましょう。


【その5】入浴剤などで「香りの刺激」を受ける


嗅覚も脳を刺激します。アロマテラピーという言葉がありますが、入浴剤の香りでも嗅覚が刺激されます。


【その6】入浴後15〜30分で楽しいことをイメージ化する

心が一番リラックスする入浴後15〜30分後に、ワクワクするような楽しいことをイメージ化しましょう。
旅行に出かける、緑に囲まれた大きな露天風呂でのんびり入浴するなど、あたかも実際に体験しているかのようにイメージします。

【その7】色々な環境のところに行く(旅行する)

ボケ予防には、新しい刺激、様々な刺激を楽しく受けることが大切です。その点、温泉旅行は最適です。
色々な環境のところに行き、「転地効果」を得ましょう。





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